JIS A8319:2001

01-04-2023 comment

JIS A8319:2001 土工機械− 走行速度の測定方法 Earth-moving machinery− Determination of ground speed
1. 適用範囲 この規格は,土工機械の走行速度を決定する方法について規定する。ホイール式及びクローラ式の両方の土工機械に適用する。
この試験方法は,多くの目的に使用される。そのそれぞれの目的に応じて機械の状態を,例えば,載荷時又は非載荷時などを,試験報告に記録する。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 60141 : 1986 Earth-moving machinery−Determination of ground speed (IDT)
1A. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8313 土工機械−製品識別番号 (PIN) 備考 ISO 10261 : 1994, Earth-moving machinery−Product identification numbering systemが,この規格と一致している。 ISO 3450 : 1996, Earth-moving machinery−Btaking systems of rubber-tyred machines−Systems and performance requirements and test procedures
2. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。
2.1 試験走路 (test track) その上で試験が行われる路面。
2.2 試験距離 (test track length) その上で速度が決定される試験走路の測定長さ。
2.3 時間記録計 (time recorder) 走行時間を測定するために配置された装置。
2.4 走行時間 (time interval) 試験距離を走行するに要する時間。
2.5 機械速度 (machine speed) 試験距離を走行するときの平均速度。
2.6 走行速度 (test speed) 個々の試験で記録された機械速度の平均値。
2.7 質量 (mass) 機械の試験される条件における質量で,運転員と燃料の質量を含む。
3. 装置 6.に示す精度が得られるならば,速度計測にどのような装置を用いてもよい。例えば,次のような装置が使用できる(図1参照)。
3.1 フォトトランジスタ作動用の光源 バッテリ,発電機又は電灯線によって点灯された電灯。
3.2 コントロールボックス フォトトランジスタとデジタル表示の電気タイマに接続され,どちらの方向でも時間測定が可能なように選択できるスイッチを組み入れたもの。
3.3 デジタル表示の電子式タイマ 機械が走路の試験距離を横切る間の時間を測定するのに使用されるもの(可変時間式カウンタとも呼ぶ。)。
備考 時間は,ストップウオッチで測定してもよい。
3.4 電源 電源がバッテリによって供給される直流では,直流を交流に変換するインバータが必要となる。交流電源を使用してもよい。
3.5 長さ25m以上の巻尺 試験距離を測定するためのもの。
3.6 調整式三脚 すべての光源及びフォトトランジスタを同じ高さに支持するもの。
4. 試験条件 試験はどのような形式の走路で実施してもよいが,試験距離は,供試機械の走行時間を精度高く計測するに十分な距離で,最低20mなければならない。試験に使用される装置は,可搬式のものを使用し,傾斜地,自然地面及び標準路面の任意条件の路面状態で速度を測定することができるものとする。機械が測定区間に入るまでに所要速度が得られる十分な助走区間,ブレーキに必要な制動区間及び方向変換するためのスペース並びに反対方向の試験が必要ならばそのためのスペースもとれるように時間記録計を配置する。走行速度を他の規格のために測定するときの試験走路及び機械の状態は,その規格の規定による(例えば,ISO 3450のように速度に関する情報を必要とするブレーキ試験では,その規格の規定する条件による。)。

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