JIS G1201:2001

01-04-2023 comment

JIS G1201:2001 鉄及び鋼−分析方法通則 Iron and steel-General rules for analytical methods
1 適用範囲
この規格は,日本工業規格(JIS)の鉄及び鋼の各成分定量方法及び分析方法を規定した規格並びにニッケルクロム鉄合金の分析方法を規定した規格(以下,鉄鋼分析法規格群という。)における鉄,鋼及びニッケルクロム鉄合金の分析方法に関する一般的な事項について規定する。 なお,この規格における鉄とは,せん鉄及び鋳鉄をいい,鋼とは,炭素鋼,低合金鋼,高合金鋼(ステンレス鋼を含む。)などをいう。純鉄及び軟鉄は,鋼に含まれるものとする。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0417 鉄及び鋼−化学成分定量用試料の採取及び調製
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 0119 蛍光X線分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具 JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 2613 金属材料の酸素定量方法通則
JIS Z 2615 金属材料の炭素定量方法通則
JIS Z 2616 金属材料の硫黄定量方法通則
JIS Z 8101-1 統計−用語と記号−第1部:確率及び一般統計用語
JIS Z 8301 規格票の様式及び作成方法 JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 385,Laboratory glassware−Burettes
ISO 385-1:1984,Laboratory glassware−Burettes−Part 1: General requirements
ISO 648:1977,Laboratory glassware−One-mark pipettes
ISO 1042,Laboratory glassware−One-mark volumetric flasks ISO 3696,Water for analytical laboratory use−Specification and test methods
ISO 4800,Laboratory glassware−Separating funnels and dropping funnels
ISO 14284,Steel and iron−Sampling and preparation of samples for the determination of chemical composition
3 用語及び定義 この規格及び鉄鋼分析法規格群で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0203,JIS G 0417,JIS K 0050,JIS Z 8101-1,JIS Z 8301及びJIS Z 8402-1によるほか,次による。また,鉄鋼分析法規格群での操作に用いる用語の説明を附属書Aに示す。
注記 JIS K 0050の箇条3(用語及び定義)には,JIS K 0211,JIS K 0212,JIS K 0213,JIS K 0214,JIS K 0215及びJIS K 0216の分析化学用語の各規格が引用されているので,この規格でもこれら分析化学用語の各規格の定義が適用される。
3.1 化学分析方法 試料に化学反応を起こさせ,重量法1),ガス容量法,滴定法2),吸光光度分析法,原子吸光分析法,誘導結合プラズマ[ICP 3)]発光分光分析法,赤外線吸収法,熱伝導度法などによって分析対象成分を定量する方法の総称。
注記 滴定法,吸光光度分析法,原子吸光分析法及び誘導結合プラズマ発光分光分析法は,JIS K 0211に定義されている。
注1) JIS K 0211には,“重量分析”が定義されているが,鉄鋼分析法規格群では他の分析法の用語と整合させるため,“重量分析”の代わりに“重量法”を用いる。
2) 鉄鋼分析法規格群では,滴定法の種類として,酸塩基滴定法,酸化還元滴定法及び錯滴定法並びにそれらの逆滴定法,及び電位差滴定法が採用されている。これらの滴定法は,JIS K 0211に定義されている。 3) ICPは,誘導結合プラズマの略称としてJIS K 0116に定義されている

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