JIS A8313:2001

01-04-2023 comment

JIS A8313:2001 土工機械−製品識別番号 (PIN) Earth-moving machinery− Product identification numbering systems
1. 適用範囲
この規格は,JIS A 8308に規定する土工機械の識別システムの要求事項,取付け位置及び構造について規定する。これは,構成部品,アタッチメントなどの識別は対象に含まない。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 10261 : 2001, Earth-moving machinery−Product identification numbering systems (IDT) 参考 この規格は,土工機械以外の車両系建設機械についても準用することができる。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語 備考 ISO 6165 : 1997, Earth-moving machinery−Basic types−Vocabularyが,この規格と一致している。
3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。
3.1 製品識別番号[PIN:product identification numberの略称。(参考)以下,PINという。] 製造業者が個々の機械を識別する目的で割り当てる17個の英数字(ローマ字又は数字)からなる固有の番号で,最終製品としての製造番号に対応づけられたもの。3.2〜3.5に定義する四つの領域からなる。
3.2 製造者識別コード[WMC:world manufacturer codeの略称。(参考)以下,WMCという。]
PIN(3.1参照)の第1領域で,機械の製造業者を示すために付与される固有の英数字コード。
3.3 機械仕様区分[MDS:machine descriptor sectionの略称。(参考)以下,MDSという。]
PIN(3.1参照)の第2領域で,機械の仕様を示す区分。
3.4 機械指示区分[MIS:machine indicator sectionの略称。(参考)以下,MISという。]
PIN(3.1参照)の最終領域で,WMC(3.2参照)とMDS(3.3参照)に連結し,同じMDSの機械を識別するための区分。
3.5 チェック文字[CL:check letterの略称。(参考)以下,CLという。] PIN(3.1参照)の第3領域で,PINの有効性を判定するため,他の16文字の構成から計算して割り出すか又は計算によらずに割り当てた,9けた目におく一個のローマ字。
3.6 本マーク (primary marking) PIN(3.1参照)で,機械の目立つ場所に付けるもの。
3.7 隠しマーク (concealed marking) PIN(3.1参照)又はPINのMIS(3.4参照)を用いた派生的記号で,機械の隠れた場所に付けるもの。 3.8 製造銘板 (product label/plate) PIN(3.1参照)と機械概要を機体に表示するための手段。 3.9 領域 (field) 3.2〜3.5に定義する特定情報のために割り当てた1〜8文字からなる組。
3.10 製造業者 (manufacturer) PINが固有のものであることに責任をもつ個人,代理人 (partnership) 又は法人。 備考 製造業者は,その製品が複数の工場で生産されている場合であっても単一の事業体としてよい。
4. 一般要求事項
4.1 文字の数 機体及び製造銘板に記載する本マークは17文字とし,横書きに1行で表示し,文字の間に空欄又は区切りは付けてはならない。また,4.2に規定する前付けシンボルの前,又は後付けシンボルの後にはいかなるシンボル,文字も付けてはならない。必要けた数に達しないときは必ず領域の先端部を数字のゼロ(0)で埋めなければならない。 例 MDSの内容が “AF3” ならば, “AF3” ではなく “00AF3” と記載する。
4.2 文字の追加防止 PINの最初の数字又は文字の直前と,最後の数字又は文字にすぐ続けて適切なシンボルを入れる。適切なシンボルとは,次のものだけに限る。 − 星印 − 脱字記号 − 会社のシンボルマーク − 会社のロゴ 備考 脱字記号の代わりに,2個の文字のVのそれぞれとがった方をPINの方に向け横向きに用いてもよい。 4.3 使用可能文字 PINに使用できるものは,次の文字だけとする。 1234567890 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ 備考 JIS X 9001に適合した文字の使用は,受け入れられる。
4.4 製造者識別コード (WMC) WMCはPINの第1領域とする。3個の英数字で構成し,第1から第3までのけたとする。 製造業者は,附属書Aの手続きに従ってWMCを選択登録しなければならない。登録手続きには製造業者の身元確認をするに足る情報が必要となる。
4.5 機械仕様区分 (MDS) MDSはPINの第2領域とする。5個の英数字で構成し,第4から第8までのけたとする。製造業者が情報のコード及び表示順序を決める。この領域で当該機械の一般的属性情報を識別することができる。この区分は,機械上の容易に見てとれる情報を利用するのがよい。 例 型式493Cの機械に対しては,00493又は0493Cとすることが望ましい。

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