JIS G7605:2001

01-04-2023 comment

JIS G7605:2001 ニッケル及びニッケル合金の厚板,薄板及び帯(ISO 仕様)Nickel and nickel alloy plate, sheet and strip
序文 この規格は,1992 年に第 1 版として発行された ISO 6208 (Nickel and nickel alloy plate, sheet and strip)を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。なお,1998 年に改正される予定の
JIS H 4551 と重複する合金の種類番号は整合を図るため,この規格から削除してある。削除した合金の種類番号を,次に示す。NW0001,NW0276,NW0665,NW2200,NW2201,NW4400,NW4402,NW5500,NW6002,NW6007,NW6022,NW6455,NW6985なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1.適用範囲
この規格は,一般に次の寸法範囲で使用される熱間圧延又は冷間圧延したニッケル及びニッケル合金の厚板,薄板及び帯に関する要求を規定する。・ 4mm を超え,100mm 以下の厚板・ 4mm 以下の薄板・ 4mm 以下の帯備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき、IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 6208 Nickel and nickel alloy plate, sheet and strip (IDT)
2.引用規格
次の規格は,本体中で言及することによって,この規格の規定を構成する規定を含む。発行時には次に示す版が有効であった。規格はすべて改正の対象となり,この規格に基づく協定の当事者に次に示す規格の最新版を適用できるか検討することを勧める。IEC 及び ISO の委員が,現在有効な国際規格の原簿を保持している。ISO/R 204 : 1961, Non-interrupted creep testing of steel at elevated temperatures.ISO/R 206 : 1961, Creep stress rupture testing of steel at elevated temperatures.
ISO 6372-1 : 1989, Nickel and nickel alloys−Terms and definitions−Part 1 : Materials.
ISO 6372-3 : 1989, Nickel and nickel alloys−Terms and definitions−Part 3 : Wrought products and castings.
ISO 6507-1 : 1982, Metallic materials−Hardness test−Vickers test Part 1 : HV 5 to HV 100.
ISO 6508 : 1986, Metallic materials−Hardness test−Rockwell test (scales A-B-C-D-E-F-G-H-K).ISO 6892 : 1984, Metallic materials−Tensile testing.
3.定義 この規格では,ニッケル及びニッケル合金の定義は,ISO 6372-1 を,厚板,板,薄板及び帯はISO 6372-3を適用する。
3.1溶解:一つの炉の溶解又は鋳造前に混合される複数の溶解からなる製品。3.2ロット:同一溶解から造られた同時熱処理又は連続炉で順次熱処理され,しかも製造時間が 16 時間を超えない同一厚さの厚板,薄板又は帯。
4.合金の種類の記号(以下,種類という。) この規格では,合金の種類の原則は,ISO/TR 7003 及びISO/TR 9721を適用する。
5.注文情報 この規格による厚板,薄板又は帯の注文には,次の情報を含めなければならない。5.1この規格の番号5.2数量(質量又は個数)5.3合金の種類(表 1 参照)備考1. 合金の種類には番号又は名称を使用できる。
5.4合金の処理(表 2 及び表 3 参照)備考2. 析出硬化合金は,通常析出硬化しない状態で注文される。
5.5寸法:厚さ,幅及び長さ(帯の場合はコイルの寸法) 5.6エッジ(6.7.6 参照)
5.7選択的要求:a)加工硬化状態の引張特性[表 2,注 4)参照]
b)製品分析用供試材(7.1.2 参照)c) 1%耐力(Rp1.0の測定(9.2.4 参照)
d)購買者又は第三者の検査(11.参照)e)規格合格証明書(12.参照)6.要求 厚板,薄板及び帯は,次の要求を満たさなければならない。6.1化学成分 溶湯分析による化学成分は,表 1 による。成分規格は,規定されていない他の元素の添加を妨げるものではない。購買者の要求で規格外の元素の規制が必要な場合には,購買者と供給者の間で協定しなければならない。“残り”として示した元素の含有率は,100%との差で計算する。
6.2引張特性 厚板,薄板及び帯の引張特性は,表 2 による。6.3硬さ 厚板,薄板及び帯の硬さは,表 2 による。硬さ試験の種類は,供給者が選択する。6.4結晶粒度 厚板,薄板及び帯の結晶粒度は,表 2 による。

                                           Related Information                                             Download
PS:Thank you for your support!
AGMA 2000FTM10-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM10-2000 pdf download

Carburized spur gears were tested to determine bending fatigue life under variable loads. Fatigue life in random tests is shorter than in block programmed tests. However, chronological order of loads in block programmed tests has insignificant influence....
Read More
AGMA 2000FTM2-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM2-2000 pdf download

The International Gearing Standard IS0 6336, in part 5, addresses the metallurgical requirements to achieve the rated service performance. For high quality carburise case hardened gears the heat treater is required to achieve, in conjunction with other...
Read More
JIS Z8739:2001 JIS Standards

JIS Z8739:2001

JIS Z8739:2001 音響−音響パワーレベル算出に 使用される基準音源の性能及び 校正に対する要求事項 Acoustics−Requirements for the performance and calibration of reference sound sources used for the determination of sound power levels 1. 適用範囲 この規格は,基準音源についての次の音響性能の要求事項を規定する。 − 音響パワー出力の時間定常性及び繰返し性 − スペクトル特性 − 指向性指数 音響パワー出力の安定性及び指向性が必要とされる音源の指向性指数は,通常は基準音源の適合性試験に付随して算出される。指向性測定のために(例外については5.5参照),適合性試験は半無響環境に限って実行できる。定期的検証測定の場合に,通常,周波数バンドの音響パワーレベルだけを測定する。この場合に測定は半無響又は残響条件で実施してよい。また,この規格は,オクターブバンド及び1/3オクターブバンドでかつ周波数重み付けAで,空気の特性インピーダンス(爀  一一洀㌰死地慎における音響パワーレベルで表すための基準音源として使用するための音源の校正手順を規定する。適合性試験及び検証のために様々な手順を規定する。 備考 基準音源は,例えばISO 9295のように,1/2オクターブバンドでの測定のために使っても差し支えない。 しかし,そのような状況ではこの規格で規定される安定性と再現性の限界は適用されない。...
Read More

LEAVE A REPLY

Anonymous netizen Fill in information