JIS A8921:2001

01-04-2023 comment

JIS A8921:2001 土工機械−ミニショベル横転時 保護構造(TOPS)− 試験方法及び性能要求項目 Earth-moving machinery−Tip-over protection structure (TOPS) for compact excavators−Laboratory tests and performance requirements
1. 適用範囲
この規格は,静的負荷による横転時保護構造(以下,TOPSという。)の載荷特性を評価する一連の再現性ある試験方法及び代表的な供試品に対する性能要求項目について規定する。 この規格は,JIS A 8308に規定する,スイング式のブームをもつ運転質量1000kg以上6000kg以下のミニショベルに適用する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 12117 :1997, Earth-moving machinery−Top-over protection structure (TOPS) for compact excavators−Laboratory tests and performance requirements (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語 備考
ISO 6165 : 1997, Earth-moving machinery−Basic types−Vocabularyが,この規格と一致している。
JIS A 8322 土工機械−寸法,性能及び容量の単位並びに測定の正確さ 備考
ISO 9248 : 1992, Earth-moving machinery−Units for dimensions, performance and capacities, and their measurement accraciesが,この規格と一致している。
JIS A 8403-1 土工機械−油圧ショベル−第1部:用語及び仕様項目 備考
ISO 7135 : 1993, Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Terminology and commercial specificationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS A 8910 土工機械−転倒時保護構造−試験及び性能要求事項 備考
ISO 3164 : 1992, Earth-moving machinery−Laboratory evaluation of roll-over and falling-object protective structures−Specifications for deflection-limiting volumeからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS A 8911 土工機械−シートベルト及び取付部 備考
ISO 6683 : 1981及びAmendment 1 : 1990 to ISO 6683 : 1981, Earth-moving machinery−Seat belts and seat belt anchoragesが,この規格と一致している。
JIS A 8922 土工機械−油圧ショベル−運転員保護ガードの試験及び性能要求事項 備考
ISO 10262 : 1998, Earth-moving machinery−Hydraulic−excavators̲Laboratory tests and performance requirements for operator protective guardsが,この規格と一致している。
JIS B 1180 六角ボルト 備考 ISO 898-1 : 1988, Mechanical properties of fasteners−Part1 : Bolts,screws, and studsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 1181 六角ナット 備考 ISO 898-2 : 1992, Mechanical properties of fasteners−Part2 : Nuts with specified proof load values−Coarse threadからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 2202 金属材料衝撃試験片 備考 ISO 148 : 1983, Steel−Charpy impact test (V-notch) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS Z 2242 金属材料衝撃試験方法 備考 ISO 148:1983,Steel−Charpy impact test (V-notch) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。
3.1 横転時保護構造 [tip-over protective structure (TOPS) ] 機械が横転したときに,シートベルトシステム (3.5) で支えられた運転員が押しつぶされる可能性を少なくすることを主要な目的とした構造物。 備考 この構造物には,これを旋回フレームに取り付けるための取付具など(サブフレーム,ブラケット,マウンティング,ソケット,ボルト,ピン,サスペンション又は可とう性のショックアブソバなど)を含むが,旋回フレームと一体構造の取付座は含まれない。
3.1.1 キャブ式TOPS (cabin type TOPS) キャブを装着した機械用のTOPS。
3.1.2 キャノピ式TOPS (canopy type TOPS) キャノピを装着した機械用のTOPS。 備考 上記のいずれの方式のTOPSも,載荷部材と分離している場合もそうでない場合も,評価試験では,TOPSの主要部材として一体として扱うよう設計する。
3.2 オペレータガード;OPG (operator protective guards) 油圧ショベルのオペレータを保護するためのトップガードとフロントガードとからなる装置(JIS A 8922参照)。
3.3 旋回フレーム (swing frame) ミニショベルの上部旋回体の主要構造部材で,その上にTOPSが直接取り付けられるフレーム。 3.4 スイング式ブーム (swing-type boom) 上部旋回体に垂直軸回りに回転できるように取り付けられたブーム(JIS A 8403-1,付図12参照)。

                                           Related Information                                             Download
PS:Thank you for your support!
AGMA 2000FTM10-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM10-2000 pdf download

Carburized spur gears were tested to determine bending fatigue life under variable loads. Fatigue life in random tests is shorter than in block programmed tests. However, chronological order of loads in block programmed tests has insignificant influence....
Read More
AGMA 2000FTM2-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM2-2000 pdf download

The International Gearing Standard IS0 6336, in part 5, addresses the metallurgical requirements to achieve the rated service performance. For high quality carburise case hardened gears the heat treater is required to achieve, in conjunction with other...
Read More
JIS Z8739:2001 JIS Standards

JIS Z8739:2001

JIS Z8739:2001 音響−音響パワーレベル算出に 使用される基準音源の性能及び 校正に対する要求事項 Acoustics−Requirements for the performance and calibration of reference sound sources used for the determination of sound power levels 1. 適用範囲 この規格は,基準音源についての次の音響性能の要求事項を規定する。 − 音響パワー出力の時間定常性及び繰返し性 − スペクトル特性 − 指向性指数 音響パワー出力の安定性及び指向性が必要とされる音源の指向性指数は,通常は基準音源の適合性試験に付随して算出される。指向性測定のために(例外については5.5参照),適合性試験は半無響環境に限って実行できる。定期的検証測定の場合に,通常,周波数バンドの音響パワーレベルだけを測定する。この場合に測定は半無響又は残響条件で実施してよい。また,この規格は,オクターブバンド及び1/3オクターブバンドでかつ周波数重み付けAで,空気の特性インピーダンス(爀  一一洀㌰死地慎における音響パワーレベルで表すための基準音源として使用するための音源の校正手順を規定する。適合性試験及び検証のために様々な手順を規定する。 備考 基準音源は,例えばISO 9295のように,1/2オクターブバンドでの測定のために使っても差し支えない。 しかし,そのような状況ではこの規格で規定される安定性と再現性の限界は適用されない。...
Read More

LEAVE A REPLY

Anonymous netizen Fill in information