JIS A8922:2001

01-04-2023 comment

JIS A8922:2001 土工機械−油圧ショベル− 運転員保護ガードの試験及び 性能要求事項 Earth-moving machinery−Hydraulic excavators− Laboratory tests and performance requirements for operator protective guards
序文 この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 10262, Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Laboratory tests and performance requirements for operator protective guardsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,保護ガードの負荷時の特性を評価するために,確実で再現性のある試験方法及び性能要求事項を定める。このようなガードは,通常,運転席の前や上から運転席に飛来する物体(例えば,岩石及び破片)に対して油圧ショベルの運転員を適切に保護することを目的とする。 この規格は,JIS A 8403-1に規定する油圧ショベルに装着する運転員保護ガードに適用する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を示す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 10262 : 1998, Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Laboratory tests and performance requirements for operator protective guards (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8318 土工機械−座席基準点 (SIP) 備考 ISO 5353 : 1995, Earth-moving machinery, and tractors and machinery for agriculture and forestry−Seat index pointが,この規格と一致している。
JIS A 8403-1 土工機械−油圧ショベル−第1部:用語及び仕様項目 備考 ISO 7135(1), Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Terminology and commercial specificationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS A 8910 土工機械−転倒時保護構造−試験及び性能要求事項 備考 ISO 3164 : 1995, Earth-moving machinery−Laboratory evaluation of protective structures−Specifications for deflection-limiting volumeからの引用事項は,この規格の附属書1の該当事項と同等である。
JIS B 1180 六角ボルト 備考 ISO 898-1(2), Mechanical properties of fasteners−Part 1 : Bolts, screws, and studsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 1181 六角ナット 備考 ISO 898-2 : 1992, Mechanical properties of fasteners−Part 2 : Nuts with specified proof load values−Coarse threadからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 2202 金属材料衝撃試験片 備考 ISO/DIS 148 : 1996, Steel−Charpy impact test (V−notch) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS Z 2242 金属材料衝撃試験方法 備考 ISO 148 : 1983, Steel−Charpy impact test (V−notch) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
注(1) 改正作業中 (2) 改正作業中
3. 定義 この規格で用いる主な用語及び記号の定義は,次による。
3.1 運転員保護ガード (operator guards)
油圧ショベルの運転席に取り付けるトップガード(3.3),フロントガード (3.2) 及びそれらを組み合わせたもの。
3.2 フロントガード (front guard) 油圧ショベルの運転席の前方からの飛来物に対する保護を目的とした装置。
3.3 トップガード (top guard) 油圧ショベルの運転席の頭上への落下物に対する保護を目的とする装置。
3.4 たわみ限界領域 (deflection limiting volume DLV) ROPS(3)及びFOPS(4)を試験し評価する際の許容される変形の限界を定めるための運転員に関する領域。 備考 この領域は,おおよそ,着席した大柄な男性運転員の寸法に基づく。JIS A 8910 追補1 付属書から適用する。
3.5 落下試験物体 (drop test object) 構造物評価試験の際に用いる,それぞれレベルIとレベルIIの許容基準に適合する落下試験物体。 注(3) ROPS : Roll-over protective structures (4) FOPS : Falling object protective structures
4. 通則
4.1 油圧ショベルの運転席は,機械を使用するにあたって落下物及び/又は飛来する物体の危険を考えて,次のいずれかを装着する。 − 落下物からの保護を目的とするトップガード − 前側から飛来する物体からの保護を目的とするフロントガード

                                           Related Information                                             Download
PS:Thank you for your support!
AGMA 2000FTM10-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM10-2000 pdf download

Carburized spur gears were tested to determine bending fatigue life under variable loads. Fatigue life in random tests is shorter than in block programmed tests. However, chronological order of loads in block programmed tests has insignificant influence....
Read More
AGMA 2000FTM2-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM2-2000 pdf download

The International Gearing Standard IS0 6336, in part 5, addresses the metallurgical requirements to achieve the rated service performance. For high quality carburise case hardened gears the heat treater is required to achieve, in conjunction with other...
Read More
JIS Z8739:2001 JIS Standards

JIS Z8739:2001

JIS Z8739:2001 音響−音響パワーレベル算出に 使用される基準音源の性能及び 校正に対する要求事項 Acoustics−Requirements for the performance and calibration of reference sound sources used for the determination of sound power levels 1. 適用範囲 この規格は,基準音源についての次の音響性能の要求事項を規定する。 − 音響パワー出力の時間定常性及び繰返し性 − スペクトル特性 − 指向性指数 音響パワー出力の安定性及び指向性が必要とされる音源の指向性指数は,通常は基準音源の適合性試験に付随して算出される。指向性測定のために(例外については5.5参照),適合性試験は半無響環境に限って実行できる。定期的検証測定の場合に,通常,周波数バンドの音響パワーレベルだけを測定する。この場合に測定は半無響又は残響条件で実施してよい。また,この規格は,オクターブバンド及び1/3オクターブバンドでかつ周波数重み付けAで,空気の特性インピーダンス(爀  一一洀㌰死地慎における音響パワーレベルで表すための基準音源として使用するための音源の校正手順を規定する。適合性試験及び検証のために様々な手順を規定する。 備考 基準音源は,例えばISO 9295のように,1/2オクターブバンドでの測定のために使っても差し支えない。 しかし,そのような状況ではこの規格で規定される安定性と再現性の限界は適用されない。...
Read More

LEAVE A REPLY

Anonymous netizen Fill in information